とりあえず、、、からの脱却
とりあえず、教科書をやっていれば・・・。
忙しいし・・・。
たしかに教科書をやっていれば間違いはないし
忙しいのも分かります。
学習指導要領を形にしたのが教科書だし
展開、発問まで書いてあるし。
でも
「それだけやっていれば・・・」
ってちょっと残念な気もします。
それに「教科書でやったのに・・・。」
と教科書のせいにもしかねない。
本当に教科書のせいですか?
違うことはうすうす感じていますよね?
という僕も過去は教科書のせいにしていましたから・・・。授業技術がなかっただけのに。
学級経営に浸かったからこそ・・・
僕はどちらかというと学級経営に力を注いできた。
トータルコーディネートという感じだ。
しかし、今は授業で勝負!という色が強くなっている(教科担任制だから)
となると、
授業をしながら学級経営の要素を取り入れ
信頼関係を築いていく必要がある。
そのために、
どんな授業を?
どんな発問を?
どんな評価を?
どんな言葉かけを?
と別の視点で考えているわけです。
学級経営にどっぷり浸かったからこそ
授業という1時間の中に
取り入れることができるのだと思っています。
単元全体を観る
単元全体を把握し、創っていくために以下の5つのステップを踏んでいきます。
ステップ1
◆単元にかかわる学習指導要領(解説がいい)を調べ、書き出す
小学校学習指導要領解説
中学校学習指導要領解説
(僕は本屋さんで買う派です、お値段以上だしw)
ステップ2
◆子どもたちの実態を書き出す(プラス面、マイナス面)
→指導案じゃないので、ありのままに書きますw
指導案だと、言葉を選ぶしね。
ステップ3
◆育てたい力を考える
→ここが重要。抽象度が高くても大丈夫。
考える力とか伝える力とかね。
ステップ4
◆展開のアイディアを出す(準備物、課題、まとめなど)
→できる・できないに関係なく、思いついたものを書き出します。
ステップ5
◆展開の順番を決める
→書き出したもので実際に授業で行うものを選んでいきます。
具体的に作ったものを見せられればいいのですが、、、今、手元にないw
今度、画像をアップしますね。
6年 算数 起こりうる場合
目標なら該当するところのチェックから
1 目 標
(1) 分数の計算の意味,文字を用いた式,図形の意味,図形の体積,比例,度数分布を表す表などについて理解するとともに,分数の計算をしたり,図形を構成したり,図形の面積や体積を求めたり,表やグラフに表したりすることなどについての技能を身に付けるようにする。
(2) 数とその表現や計算の意味に着目し,発展的に考察して問題を見いだすとともに,目的に応じて多様な表現方法を用いながら数の表し方や計算の仕方などを考察する力,図形を構成する要素や図形間の関係などに着目し,図形の性質や図形の計量について考察する力,伴って変わ る二つの数量やそれらの関係に着目し,変化や対応の特徴を見いだして,二つの数量の関係を表や式,グラフを用いて考察する力,身の回りの事象から設定した問題について,目的に応じてデータを収集し,データの特徴や傾向に着目して適切な手法を選択して分析を行い,それらを用いて問題解決したり,解決の過程や結果を批判的に考察したりする力などを養う。
(3) 数学的に表現・処理したことを振り返り,多面的に捉え検討してよりよいものを求めて粘り強く考える態度,数学のよさに気付き学習したことを生活や学習に活用しようとする態度を養う。
↑この単元ではこの目標に絞れる。
次に
内容でいうと
(2) 起こり得る場合に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような知識及び技能を身に付けること。
ア 起こり得る場合を順序よく整理するための図や表などの用い方を知ること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
ア 事象の特徴に着目し,順序よく整理する観点を決めて,落ちや重なりなく調べる方法を考察すること。
樹形図や表を使って調べ、その方法がよかったのかどうかも検討する必要があるわけですね。
ここからがアイディア
子どもたちの実態と育てたい力をもとに
自分に何ができるかを考えます^^
調べ方の妥当性も考察するのだから、どっちがいいかを選択させる必要がある考え、
いろいろな起こりうる場合を提供しました。
1 わりばしくじ
2 カード(1から10の番号)
3 コイン(3枚のコイン)
4 サイコロ
ここは子どもたちの希望でグループを作り、調べる活動。
「何回やればいいのか?」
から始まりますね。
余談ですが、、、難易度の高いのは実は、コイン。
なぜかというと、、、易まで話しているからw
3枚のコインを投げ、陽か陰を6回調べます。
すると、易がわかるのでw
ま、これも日常に生かされている例でもあるので、
こういった話題も必要だと思っています。
中学校の確率のことを考えると
数値化することに触れておくことも大事なのでそのあたりも取り入れました。
百分率(%)も学んだしね。
ざっくりですが、なんとなく伝わりますかね?
こんなことを考えて授業をしてみました^^
ちなみに、、、
易の話や、カードがオラクルカードだったので、
「占い師」として浸透しつつあります。
この単元で子どもたちが一番驚いていたのは
「僕が占いができる」
ということを話したときでしたw
と文字で説明しても伝わりにくいと思いますので
再度!
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