シラスとウシハク

おはようございます。自然体現ナビゲーターの原田たけひろです。
昨日は勇気づけ国語塾でした。
テーマは「天孫降臨」

天照大神の孫が来たってよって話。

でもその前にシラスの話^^

シラスのハーフ&ハーフw
全て生シラスだったら多分食べられなかったw
目次

シラスとウシハク

小学生で知っている子はいないんだろうな。
日本はシラスの国。

「知らす」は、神道の祝詞の一節に出てくる言葉。
「瑞穂の国を安国とたいらけく知ろし食せ

これは「安寧な国となるよう国を知り食しなさい」という意味。

これはつまり、「国と一体化しなさい」ということ。

もともと日本語の「知る」には「一体化する」という意味があったから、
英語の「know」とはちょっと違う。

身分の差なく一体化する国、
国民を「おおみたから」とする国。

自分を愛するように国民を愛し、
国民もまた自身を大切にするように国を大切にする。

そんな国こそが「知らす国」。日本の原形が「知らす」にあるんだよね。

一方「ウシハク」とは、
漢字で書くと「主人履く」

主人が履く(所有する)訳で、一体化するわけではない。

これは、自分の好きに扱って良いものとして所有するので、
酷い扱いをしようと、利用するだけして捨てようと、
それは所有者の自由であると見なされちゃう。こわっ。。。

王が国と国民を所有物と見なし、
私的に支配し贅沢の限りを尽くし、
最後に反乱によって倒れ、力によって新たな王が立つ。
争いと「所有」が繰り返されていたわけ。

神話で言うと、
前回の国譲りのときの

・大国主命はウシハクで国を統治していた。
・経済的には栄えたけど、栄えればいいってもんじゃない。
・だから、アマテラスはニニギに「葦原中国に降りて知らしめせ」という。
統治しろ!じゃないんだよ。(ま、いろいろな解釈があるけど、僕がこれが好き)

担任泣かせの名前

ニニギノミコトって言うけどフルネームはめちゃ長いw

天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命
(あめのにぎしくににぎしあまつひこひこほのににぎ)

卒業式でブルっちゃうねw

以前、ブラジルからの子を担任したことがあったけど、
それでさえブルったから。カタカナむずいw

まず、名簿にフルネーム無理だね。
書き初めだと名前の方が目立つねw
お手本作れないな(笑)。

ニニギ(今日はこんなタッチのもの)

さて、その天孫降臨。
天の八衢(やちまた、天と地の分かれ道)に
ひとりのヤバい奴が立っているw

天鈿女命が抜擢され、
あなただれ?と聞きにいく。

道案内のために待っていたと言う猿田彦。

そこで11柱のご一行ができる。

・サルタヒコ
・ニニギ
・アメノコヤネ
・フトタマ
・アメノウズメ
・イシコリドメ
・タマノヤ
(この5柱の神様は五伴緒(いつとものお)って言われる)
・オモイカネ
・アメノタヂカラオ
・アメノイワトワケ
・トヨウケヒメ

天岩戸で活躍した神様もいるね^^

あ、サルタヒコもこんなタッチにしておく^^

ご一行が高千穂に降り立ったときに
アメノオシヒとアマツクメが待っていて、そこから先をご案内。

その後
ニニギは
「アメノウズメにサルタヒコを送っていってあげんて名前変えちゃいなよ」
ってなり猨女君(さるめのきみ)に。

時がたち、ニニギが海岸沿いを歩いているとめちゃ美人発見!

二「君の名は?」
コ「木花咲耶姫です。」
二「結婚しよう」(いつものやつw)
コ「父に聞いてみないと・・・」(Newパターン)

咲耶姫の父は大山祇神(オオヤマヅミ)。

アマテラスのお孫さん?すごい!!
じゃ姉も一緒に嫁がせよー。

ってことで
姉磐長姫と妹木花咲耶姫がふたりでニニギのもとへ。

こんな感じで。

ニニギは
磐長姫 Get out!!
ってことで、磐長姫を家に帰しちゃう。

ここから人類に寿命ができたと言われている。


大山祇神は

磐長姫は雪が降り風が吹いても常に石のように変わらずあり続けるように
咲耶姫は花のように栄えるように

ということでニニギに二人を送ったわけ。

でもニニギはその神意に気づかず、目先のことで決めちゃったわけだね。


一面的にみない。いろいろ想像してみること。
大事だね。これがいいところを見つける練習になるかもね。



ちなみに、、、

覚醒プロジェクトはこのシラスの精神でやっていることです。
当初、みんなでシラスとウシハクについて考えましたからね。

今日は長女が午後から試験なので早めのお昼。
自分の記録用で載せておきます。


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この記事を書いた人

先導師
原田武敬(はらだたけひろ)

・元埼玉県公立小学校教員
・勇気づけ古事記塾
・アドラー心理学ELMリーダー
・マヤ暦アドバイザー
・タロットカードリーダー
・現在は、LCA国際小学校教頭

15年間の埼玉県公立小学校教員を経験した後、2015年3月に退職。
学級経営にアドラー心理学を取り入れ実践。

2015年4月、子どもたちのやる気を引き出し、自信をつけ、自分の考えを持ち、表現する力や心を育てる「勇気づけ国語塾」を開校。

その後、マヤ暦、タロットカードに出逢い学びを深める。
人は本来持っている特性、特徴や能力を知り、自分らしさを発揮できること、本当の自分が望んでいる生き方が、自然体で生きていけることを確信する。

本当の自分とは、
ありのまま、飾らない、等身大の自分のこと。

心の声に正直に生きること、自然体で生きることを自らが実践し、自分らしく生きることを体現している。

現在は、
日本人として生きる
本当の自分を知りたい
自分の良さを生かしたい
自分らしく生きていきたい
という方のために講座やセッションを行っている。

・小学生親子向け、大人向け古事記塾
・学校の先生向けの講座やコンサルティング
・マヤ暦セッション
・タロットカードセッション
・マヤ暦講座
・タロットカードリーディング講座

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