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日本人としての生き方を学ぶ古事記

「古事記には人生のヒントがある」

古事記のストーリーには

日本人として生きていく上で何が大切なのかがたくさん詰まっている。

たとえば

有名な「天岩戸隠れ」


太陽の神様であるアマテラスオオミカミが
弟・スサノオの行動に心悩ませ、岩戸に引っ込んでしまう。

太陽がなくなった世界は災いが起こるようになった。

そこで八百万の神々が話し合う。

話し合いをしたとされる天安河原



オモイカネ(知恵を出した) 
アマツマラ(鋼を作った)
イシコリドメ(鋼から八咫鏡(やたのかがみ))を作った
タマノオヤ(八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま))を作った
アメノコヤネ(祝詞をあげた)
フトダマ(祭祀を司った)
アメノタジカラヲ(岩を開けた、引っ張り出した)
アメノウズメ(踊った)

するとアマテラスオオミカミが何事かと思い、外に出てきた。
「天岩戸開き」

小学生親子向け勇気づけ古事記塾、大人のための古事記塾で伝えている
僕の解釈の例をあげておく。

◆小さな一歩を踏み出したのはアマテラス自身

外で賑やかにどんちゃん騒ぎをしていたから、アマテラスが出てきた。

だから楽しくしていることが大事。という話もある。

もちろん、笑うことは大事だ。

実は「笑う」は、「咲う」という漢字が使われている。

これは、自分の花を咲かせる、能力を発揮するということだ。

つまり、オモイカネからアメノウズメまで、

それぞれ、自分のできることをやったということ。

自分の得意なことで力を合わせることの大切さを伝えているともいえる。

しかし、一番大切なのは、岩戸から出るための行動は

アマテラス自身が行ったということだ。

外の様子が気になり、なんだろうと思い一歩踏み出した。

最初の行動はやはり「自分」なのだ。どんなに小さな1歩でも。

このようなことは生きていく上で大切なことだ。

そのエッセンスが古事記にはたくさん詰まっている。

完璧ではない神様

古事記に出てくる神様は完璧からは程遠い。

むしろ失敗をする神様ばかりだ。

だからこそ、親近感が湧くのかもしれない。


神様のストーリーを知り、

自分に似ている神様が好きになったり、

自分にはない特徴のある神様に憧れたり、

この神様のように生きていきたいと思ったり
するかもしれない。


古事記塾では

神様について

神社について

参拝について

オススメ神社などについても話している。


日本の神様は専門性が高い。

だから、何のために参拝するのか?という意図をはっきりさせて

そのために、どの神様のところ(神社)に行けばいいのか?

また、気になる神社、いつも参拝している神社についても話している。

神様オラクルカード

古事記で神様について伝えているので、

毎回、お一人お一人に神様カードからのメッセージを伝えている。

古事記は母乳

高千穂神社の宮司さんとお話しさせていただく機会があった。

高千穂神社・宮崎県高千穂町


そのときの宮司さんの言葉が

「古事記は母乳」

古事記は日本人として生きていく子どもたちの「心の器」を作るのにとても重要であると。

日本神話の絵本には、その栄養がたくさん含まれており、なおかつ子どもたちに吸収されやすい形になっている。


知っている知らないが、子どもたちの人生を左右する。

古事記のストーリーには

日本人として何を大切にして生きていくのかが書かれている。

人生で出会うことの乗り越え方のヒントが書かれている。



日本人として大切にしていくこと

日本人としてどのように生きるか

神様・神社について知りたい

というあなたのご参加をお待ちしております。
楽しく学んでいきましょう。

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